ノルウェーベルゲンへ〜北欧の旅〜

北欧の旅3日目は国境を越えノルウエーのベルゲンへ移動しました。
ベルゲンは元首都で、古代はヴァイキングの拠点となった港町です。
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ホテルに荷物を置いてまずは魚市場へ
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観光客で賑わっています。
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こっけいな表情のあんこうと目が合ってしまいます。。。

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カモメが飛び交う歴史ある港町に
世界遺産に登録されたブリッゲンがあります。
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ハンザ同盟の主要都市として商人や職工が集まって暮らした地区
築300年以上経つ木造3〜4階建ての建物が寄り添って建ち並び
保存されています。
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建物は奥行きのある長屋となっていて建物間が空中階段やブリッジで繋がる
高さのある路地裏のような造りとなっています。
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古くて太くて傾いていて、木造の床が歩く度に音が鳴り、おそるおそる。。
立体アミダくじのようなブリッゲンの中は探偵気分!
その中に革工芸のお店やギャラリー・デザイン事務所が店子として
入っていて今でも現役で使われています。

一部保存修繕を行っている建物がありました。
全61件の建物の内38件は修復済みで現在4件が修復作業に入っていました。
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いかだに組んだ丸太の土台は塩づけされていて、なんと防腐効果があるとのこと!
修復も手作業で原型に近い材料と工法で進められています。
悪い部分だけ取替え修復出来るのも木造ならでは。ですね。

2012.05.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

フィン・ユール自邸へ〜北欧の旅〜

オードラップゴー美術館の同じ敷地に
デンマーク家具で有名なフィン・ユール(1912-1989)の自邸があります。

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緩やかな曲線が美しいディテールで「家具の彫刻家」と呼ばれる巨匠ですが、
建築家でもあるフィン・ユールが29歳の時に造られた住まい。
その当時、外観優先のデザインが多い中で内部空間の豊かさや部屋と部屋の
繋がり、部屋と庭との繋がりを大切にデザインされていて、明るく開放的で
簡素で心地よさそうな住宅になっているようです。

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残念ながら内部は公開日ではなかった為、窓から眺めるのみとなって
しまいましたが、頂いたパンフレットにプランが載っています。

2棟の間をつなぐ4.5帖ほどのサンルームはヤハンチェアーと記載されて
います。 
fjhouse_inside02.jpgfinn juhl art museum club写真より
この頃フィン・ユールは日本に興味を持っていたようです。
簡素で使いやすい空間に住まい創りの共通点を見いだしたのでしょうね。

2012.05.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

オードラップゴー美術館〜北欧の旅〜

ルイジアナミュージアムからコペンハーゲンへ戻る途中に
大手保険会社のオーナーが個人コレクションを公開する
ミュージアムがあります。(今はデンマーク文化省の管轄)
本館は個人邸を開放して、モネやセザンヌを展示し、
新館はザハ・ハディッドの斬新な建築が増築されています。
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いつも斬新なデザインで注目の女性建築家の作品を初体験。
大きな邸宅の増築として森の中に近代的な建物がどのように映り
存在するのか興味を持ちながら現地に着くとメインの入口は拍子抜け
するほど控えめな印象

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写真よりずっとコンパクトで黒いコンクリートとガラスのみで構成
中に入ると床も壁、天井とフラットな所がなく、移動しながら空間の
変化とアートの両方が楽しめる。
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ハディッドらしさはカフェで生かされています。
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色鮮やかな椅子はフィン・ユールのペリカンチェアー

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うねる床と壁、樹木に囲まれた中で異質で自由な構成、好き嫌い
は別として、デンマークの美術館は伝統と革新の融合を好んでいる
ようです。
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同様にコペンハーゲンの王立図書館も異質な黒い外壁の新館が増築され
ブラックダイヤモンドと呼ばれています。
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運河沿いなので、ガラスのアトリウムから海と町並みを映し出しています。

格式ある旧館の図書室に空中ブリッジでつながり、タイムスリップしたような
異空間が面白いマッチング。
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市街地のショップやオフィスは16:00~18:00にはクローズしますが、
20時頃でしたが図書館は開館しており、市民が静かに利用されていました。

2012.05.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

ルイジアナミュージアムへ〜北欧の旅〜

コペンハーゲンから北へ 35kmの郊外、電車に乗って40分くらいの
小さな町に世界一美しい美術館と評価が高いルイジアナミュージアムがあります。

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駅から10分ほど静かな住宅地を歩き、こんな所に話題の美術館があるのだろうか
と不安になりながら、たどりついたらひっそりと佇む蔦の這う小さな個人邸宅の様子。

中に入ると一面ガラス張りのモダンなミュージアムショップ越しに芝生庭園と広がる海
気持ちは一気に高ぶり、質の高いミュージアムであることを一瞬で理解しました。
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写真ではあいにくの雨模様なので、グレーな印象ですが、天気の良い初夏に訪れると
大きく広がる風景が目映く写ったことでしょう!

時代を経た個人宅から地中に埋もれたモダンな建築、光が注ぐサンルームと増築
を繰り返し広大な庭園を囲む回廊式ミュージアムとなっています。
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形を変えたいくつもの空間に、ピカソやシャガール、アンディーウォーホルなど
世界中のアーティストの作品が一堂に見られます。
基本的に建物を地下に埋められた展示スペースで、シーンが変わるごとに広い庭と
屋外彫刻と海が見え隠れ。
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広大な庭園には、ヘンリームーアやアレクサンダー・カルダーなど
いくつもの彫刻がバランスよく展示され、広い庭で散歩したり、芝生に座って
くつろぎながらと、海と作品をリゾート地に来たようなリラックスした気持ち
で鑑賞できる素晴しいミュージアムに出会いました。
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その中でも印象的だったのは草間弥生の作品。
なにげない白い扉を開けると、広がる不思議な空間
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壁、床、天井とすべてミラー張りの4.5帖程の小部屋に無数のLEDの小さな照明
がランダムに配置され、時間で色が変化します。中に入ると無限に続く光の宇宙
しばらくこの異空間に浸ってしまいました。 やはり彼女は増殖する魔術師。

そして、一押しの場所が、ジャコメッティーの彫刻のある大きなガラス窓の展示室
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窓から見える風景が時空を越え ヨーロッパ絵画の中に入った様。
作品と空間・風景が融合され、さらに感動が高まる場所となっています。

またじっくりと訪れたいお勧めのミュージアムです。


2012.05.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

北欧の旅〜コペンハーゲン2〜

コペンハーゲンの街は思ったほど大きくなく、デンマーク王国
と納得出来るほどに、古い町並みが続きお城や離宮が街を形成して
いました。
市民は自転車を活用している為、ほとんどの道に専用自転車道が整備され、
自転車置き場も多く観光客も無料で自転車が借りられる様になっていました。
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電車に自転車を乗せることが出来、通勤や買い物をするおばさん達も電車に
自転車を乗せて移動。
国全体で推奨されていて環境にやさしく健康的なシステムに脱帽。
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また、電車の形と色使いが可愛いのです。

色を上手く使ったデザインが目を引きます。
レゴショップのディスプレイやスーパーに並ぶ食品のパッケージデザイン。
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マヨネーズもハーブやガーリック入と種類が豊富。
食事パンも種類が多く美味しそうでした!
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2012.05.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

北欧の旅へ〜コペンハーゲン〜

コペンハーゲンの運河に面するニューハウンの町並み
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おとぎの国にタイムスリップした様な
カラフルな木造家屋が並ぶ町並みは昔は船乗り達の酒場だった様です。

初日のホテルはニューハウンのすぐ近くの穀物倉庫をリノベした建物
コペンハーゲン・アドミラル 1787年築の風格のあるホテルです。
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太い柱と梁が特徴、倉庫ならではの存在感。
窓から運河と対岸のオペラハウスが見えるベストビューなお部屋でした。
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レンガ造の壁と梁が連続する廊下も間接照明でうまく演出されています。
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ニューハウンの夕暮れ、といっても日は長く21時頃にやっと夕暮れが訪れます。
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2012.05.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

北欧の旅へ〜空港内〜

GWをはさんだ4月下旬から5月上旬にかけて北欧4カ国を廻る旅へ
同じ設計仲間の友人と2人で出かけました。
中部国際空港を午前10時半に出発した飛行機は約10時間のフライトで
現地時間14時過ぎにフィンランドのヘルシンキの空港へ到着し、
そのままトランジットして、デンマークコペンハーゲンへ向い16時半頃に
到着しました。
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北欧の旅の目的は、建築と住まいの中のデザイン。
シンプルで長く愛され使われている北欧家具や住宅を直に触れる旅。
森と湖に囲まれた国々の素材を生かしたデザインは日本の風土や志向に近く
親しまれています。 共通点が見え、これからの仕事に生かすことができれば。。

だが2週間で4カ国、強行で盛りだくさんなスケジュールなので、目紛しく廻る
だけで精一杯のようですが、まずは空港のショップや移動空間に目が奪われました。

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丸いトップライトから光が注ぎ、長い通路が明るく軽快に続きます。
ショップのデザインもアクセントカラーが効いて素敵です。

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丸いトップライトの場所から角を曲がると突然鋭角なトップライトに変わり、
モノトーンの洗練されたお店が並ぶ場所へ出てきました。

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ジュースバーもシックな雰囲気。コペンハーゲンの玄関口として気持ちが高まります。

ヘルシンキの空港もカフェやレストランの照明デザインが素敵でした。
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赤や青のアクセントの効いた照明が、広い空間を引き締めています。

北欧デザイン都市を巡る旅をこれから少しずつアップしていきますね。

2012.05.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

中区T邸の進捗

中区で計画中の住宅の工事が着工しました。
土地区画も10坪強の3件長屋を切り離し、
南隣は駐車場となり北隣は一緒に解体を行った為
昔ながらの街の密集地でありますが、厳しい敷地面積ながらも
4方開放され恵まれた環境での工事となります。

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地盤改良後基礎配筋を行い、コンクリートべた基礎を造っています。

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長方形の木造3階建、ペンシル状の建物は風圧に耐えれるよう、配筋や
柱・梁などしっかりした構造計画となっています。

ゴールデンウィーク明けには建て方を行う予定で、先日お施主様と一緒に
東白川村の製材組合へ、住宅の構造柱となる東濃ヒノキを見に行ってきました。

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3階の通し柱となるため8mの材料を確認
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管柱の固まり、年輪の数や位置を確認。
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事前に仕入れ先として産地の製材所を指定することで、まっすぐで粘りのある
上質な桧材が、市場より随分お値打ちに仕入れることが出来ます。

化粧材として上小節で指定していましたが、製材所の計らいで、
無節の美しい柱をより抜いて用意して下さいました。
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2時間かけてお施主様が足を運ぶことが、製材所にとっても喜ばしく思って下さり
値段を差し置いても、価値を理解し喜んで頂けるお住まいに使って欲しいと
出して下さいました。
もちろんお施主様も大喜び! 「大切に扱います。」とお約束。

良い材料が入ることで、現場で働く人も造る過程で扱いが丁寧な住まいつくり
につながると思っています。


2012.04.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ただいま進行中

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プロフィール

Author:Liv設計工房
http://www.liv-sekkei.com
愛知〜関西をフィールドに
心地よい住まいづくりの
女性建築士 川口亜稀子
の日々を紹介しています。

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