材木を見に白鳥へ
良く晴れた日に、お施主様と一緒に新築する住宅に使う予定の
木材を見に郡上八幡より北にある白鳥町まで出かけました。
土場に入ると、なんとも桧の良い香りが漂っています。
岐阜の住宅で、地元の工務店で請け負っていただいたのですが、
その中に入っている白鳥の工務店さんが下請け施工する形となり、
人柄の良さそうな社長兼大工さんと直接打ち合わせながら進めています。
その工務店は年間30件ほど新築するものの、真壁で柱を生かした
住宅が最近はほとんど無くなり、大量に仕入れた無節の桧がずっと
眠っていたそうです。
今回お見積もりでは、特一等の節のある柱でしたが、社長さんが
「柱の良さを知って喜んで使ってくれるところに生かしたい」と
大判振る舞いで、化粧で見える処は節の無いきれいで年輪の詰まった
柱を出してくださいました。
とても嬉しい瞬間で、美しい柱を見て施主も私も心が踊りました。
それも、安く請け負ったので、材料費を削減する為に持っている木を
出すことになったとは。 ありがたい減額対策!
この2~3年ずっと出番を待って眠っていた桧。
施主と出会える為だったのね。 大切に使って頂ける様導いていきますね。
2010.05.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ただいま進行中
