峡南の夏祭り 切り絵の森美術館へ
8月の最後の週末 久しぶりに切り絵の森美術館へ小旅行。
美術館オープンに合わせて始めた峡南の夏祭りも3回目を迎え、
回を重ねる都度、訪れる人の数が増えているのを実感し嬉しくなりました。
お祭りのメインイベントとなっている酒井敦美さんの光の切り絵を今回も
楽しみに見に行きました。
建物や芝生に投影された切り絵が、幻想的な世界を創ります。
大きく投影された絵を眺めるだけでなく、絵の中に入っていけることが
この作品の大きな魅力です。
そして、音楽と共に絵が移り変わり心温まるストーリーになっています。
子供たちが一緒になってストーリーの中で佇んでいます。
そして芝生公園いっぱいに映し出されたクジラやエイ、魚たち。
深い海の中に迷い込んだような世界。
童心の戻って私もクジラの背中にのってみました。
切り絵の森美術館では、フィールドを世界に広げ、フランスやニューヨーク
の切り絵作家が集まっています。
各作家の作品の精密さ、素晴らしさに感応しました。
切り絵の森美術館
次の日敦美さんと一緒に古民家ギャラリーへ訪れました。
耐震補強や、茅葺きの部分補修ときれいに散髪もしてもらった
古民家。 また長生き出来そうですね
敦美さん以外の作家さんにとっては展示が難しく、離れた場所で管理
も大変なのか、今は休館中。静かに佇んでいます。
縁側でおにぎりを食べながら、また戻ってくるね。と挨拶をして美術館を
離れました。
その後、春鶯囀(しゅんのうてん)地元酒蔵のカフェに寄り道
与謝野晶子夫妻が宿泊された場所でゆっくりお茶を楽しみました。
お庭を眺めながら、扇風機の風で夕涼み。
静かに流れる時間を堪能していると、最初計画していたスケジュール
では今日中に帰れないかも、と気がつき南へ下るルートを中央道へと予定変更。
ならば、と30分程走って行ける笛吹市にあるとても美味しいよ!と敦美さんの
知人、和紙スイーツの倉美紀さんから紹介された江戸家のごまどうふを買いに行く
事にしました。
なめらかな舌触り、白ごまは山葵醤油で、抹茶は黒みつ、とスイーツにもなる
とても素朴で奥行きのある美味しさにびっくり。
純粋な本物の材料だけで丁寧につくられた味に、走ってきた甲斐がありました。
美味しい食べ方もしっかり教えていただき、遠くからの来客に凄く喜んで頂けて
私達もこの様に人との出会いが旅の醍醐味を感じるなぁ~と思い温かな気持ちに
なりながら帰路につきました。
江戸屋商店
2011.08.31 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 古民家ギャラリー
