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素材を訪ねる旅~鉄工~

JIA事業委員会の事業として、シリーズで「素材を訪ねる旅」を主催しています。

建築の素材の生まれる場所や造られる所を巡り、素材が建材としてのプロセスを見て
作り手のお話を伺うことで、素材の持つ特性をより適正な形で生かせる様、
また残したい素材を新しく活用出来るアイデアを出していくきっかけとなる
勉強会です。

今回シリーズ第5弾として、
鉄をテーマに「新日鉄製鉄所と亜鉛メッキ工場」を廻りました。

まずは新日鉄株式会社名古屋製鉄所へ、東海市の海に面した広大な敷地に
材料をオーストラリアや中国から輸入する船が直接停泊しています。

IMG_6534_convert_20120130003751.jpg

鉄鉱岩と石灰、石炭そして廃プラスチックをブレンドし1300℃の
高温で溶かします。
その高炉が数機並ぶ風景は、未来都市異次元に迷い込んだ様。

敷地内に15年使われて役目を終えた廃炉が展示しています。
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内部は高温に耐える耐熱レンガが役目を終えて朽ち果てた姿が不気味だが
ヨーロッパの劇場遺跡の様でかっこいい!

熱延工場では、真っ赤な鉄の固まりが蒸気を上げてコンベアーに載って
圧力をかけながら0.23mmまでの薄板に延ばされていきます。
(工場内写真撮影禁止なので、残念でした。。。が)
ここでは一日に名古屋から東京まで往復出来る長さ、なんと700kmの
鉄板が生産されます。

製鉄に使われる水は名古屋市内で消費する約2倍の量が必要とのこと。
すべてがケタはずれ。工場内に火力発電があり、水の90%は工場内で
浄化して再利用とのことでしたが、環境への配慮の必然も痛感。

一日それだけの鉄の需要があることに驚き、移動の車中、高速道路での
風景を改めて見ると、道路はもちろん、柵、防音壁、照明器具、案内板等々、
街は鉄製品に溢れています。

午後は溶融亜鉛メッキの溝着け工場へ、
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クレーンで吊られた鉄の加工品が次々と水槽に浸けられていきます。
最大15m×3 m×2 mもの大きさまでメッキすることが可能です。
メッキをすることで約30~50年の間、均一に防錆や防食性を
高める事が出来ます。

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形状によって水槽に浸ける時間や引き上げるタイミング、角度など
均一にメッキする技法は熟練者の勘によるらしく、これだけの大きな
建材も職人技が必要なことを知りました。 
高温でムラなくひずみなく納める為の注意点を伺い、設計者の技量
が問われることも痛感。

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きれいにメッキされた商材がならびます。

鉄の生まれる場所や塗装技術など、今回はスケールの大きな研修
となりましたが、いくつかの注意点も確認できて有意義な時間でした。

いまだに、海沿いのあの高炉のシーンが焼き付いています。
製造する形が違っても、どうも福島の原子炉とかぶってしまいます。
地域住民や就業者への地震対策はどうなのでしょうか。そのことも気になりますね。


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2012.01.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪

熱田神宮へ

新年を迎え、お仕事初めの日にお札を持って熱田さんへ行くことが
毎年の事となっています。
IMG_6420_convert_20120112072912.jpg

今年も願いをかけてと、向かいました。
いつも何気なく通る参道に古い塀を発見。
立て札を読むと、「信長塀」決戦の時熱田神宮を詣って大勝をした
お礼として奉納された塀 と書かれていました。
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この場所に信長の軌跡を知り、ずっと歴史はつながっていると改めて感じ
築造されて1900年の熱田神宮をしっかり知りたくなりました。
じっくり宮内をお散策。 そして
6000坪の敷地内にはいろいろな謂れを発見することができました。

IMG_6396_convert_20120112072725.jpg
まず、小さな花が沢山咲く四季桜がお出迎えしてくれました。

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徳川綱吉が再建した西楽所を横目に新しく造営された神楽殿の右に小道が続いています。

IMG_6405_convert_20120112073256.jpg

その突き当たり、神宮の一番北に清水社が奉っています。お社の奥に自然の湧き水
があり、その水で目を洗うと目が良くなり顔を洗うと肌がきれいになると信仰されて
いるようです。  さっそくパソコンで疲れた目を洗い、お肌もきれいに!と
IMG_6414_convert_20120112072845.jpg

手水舎の北側に樹齢1000年の大きなクスの木があります。
弘法大師が植えられたとの謂れ。天に伸びる隆々とした形・枝振りにみとれて
しまいます。
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IMG_6425_convert_20120112080639.jpg

そして名古屋最古の小さな石の橋「二十五丁橋」が休憩所の前の池にかかっています。
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西行法師がここで佇み、これほど涼しい宮がなぜ熱田と名づけた?と唄がある様です。

信仰心が薄れている現代であっても新年などや節目の時、願掛けで訪れる神社は
悠久の昔から日本人の心に根付いていて、
厳かなお社の森の中、境内で皆の健康と善い仕事が出来ます様願望し手を合わせる
行為は、心が清められる想いとなります。
今年一年佳き日となりますように。

帰り道、立派な立ち姿のチャボに出会いこのように、姿勢正しく歩みたいな。と
思い帰路につきました。
IMG_6438_convert_20120112073116.jpg

2012.01.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと

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Author:Liv設計工房
http://www.liv-sekkei.com
愛知~関西をフィールドに
心地よい住まいづくりの
女性建築士 川口亜稀子
の日々を紹介しています。

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