中区T邸の進捗
中区で計画中の住宅の工事が着工しました。
土地区画も10坪強の3件長屋を切り離し、
南隣は駐車場となり北隣は一緒に解体を行った為
昔ながらの街の密集地でありますが、厳しい敷地面積ながらも
4方開放され恵まれた環境での工事となります。
地盤改良後基礎配筋を行い、コンクリートべた基礎を造っています。
長方形の木造3階建、ペンシル状の建物は風圧に耐えれるよう、配筋や
柱・梁などしっかりした構造計画となっています。
ゴールデンウィーク明けには建て方を行う予定で、先日お施主様と一緒に
東白川村の製材組合へ、住宅の構造柱となる東濃ヒノキを見に行ってきました。
3階の通し柱となるため8mの材料を確認
管柱の固まり、年輪の数や位置を確認。
事前に仕入れ先として産地の製材所を指定することで、まっすぐで粘りのある
上質な桧材が、市場より随分お値打ちに仕入れることが出来ます。
化粧材として上小節で指定していましたが、製材所の計らいで、
無節の美しい柱をより抜いて用意して下さいました。
2時間かけてお施主様が足を運ぶことが、製材所にとっても喜ばしく思って下さり
値段を差し置いても、価値を理解し喜んで頂けるお住まいに使って欲しいと
出して下さいました。
もちろんお施主様も大喜び! 「大切に扱います。」とお約束。
良い材料が入ることで、現場で働く人も造る過程で扱いが丁寧な住まいつくり
につながると思っています。
2012.04.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ただいま進行中
