オープンアーキテクチャーのスペシャル企画
愛知トリエンナーレのオープンアーキテクチャーで名古屋陶磁器会館に
沢山の申し込みがあったのは会館の見学だけでなく、2階のホールで
スペシャル企画の朗読劇が行われることもありました。
愛知トリエンナーレのメインイベントのオペラ「蝶々夫人」の演出家
田尾下哲氏の作品 「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」2時間40分
程の演劇です。
開演18時からですが、演出家、俳優の方々は午前中から3階私たちの事務所
横の控え室に入り事前打合せ、ホールで全編通しでリハーサルを行っています。
見慣れている会館のホールが、劇場と化していきます。
残念ながら上演中の写真は撮れなかったのですが、初めて体験した朗読劇、
静かにストーリーを朗読するイメージでしたが、全然違っていて迫力ある舞台。
定員50席、ステージが近いので緊迫した臨場感が伝わり、ぐんぐん劇の中に吸込
まれていきます。 後編のクライマックスに入ると朗読よりも演劇そのものとなり
処刑されるベアトリーチェ・チェンチの台詞に啜り泣く声も多くなり。。。
参加者の満足しながら帰る姿を見送り、とても感動する時間でした。
2日間のイベントを終え、関係者の打ち上げに参加しました。
その時に演出家 田尾下さんから朗読劇の場所を決めるのに愛知県下の
建物をいろいろ探しまわった時の写真を見せて貰いました。
その中から、会場を陶磁器会館に決定した決め手は、ステージが絵画の額縁
に見えたことと、劇の時代背景と空気感がマッチしたようです。
「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」の朗読劇は、東京で上演される予定で
今後も上演を予定されているようです。
その初演を飾る会場となった事は、陶磁器会館のホールもさぞ喜んでいますね。
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2013.09.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類
