武豊町三昧
今週末は2日連続で武豊へ通いました。
初日は、町並み調査の講習会で、江戸時代からの住まい
三井家にて名市大教授堀口氏を向かえて、三井家の所見を
交えながら保存活用のお話を伺いました。
木建具のガラスを見ると下だけスリガラスで隠し樹木が映し出される
今の建具には無い風情です。
その後、味噌・たまりの製造元が5件密集している地域、里中の町を散策。
ゆるやかに曲がる小道にコールタール塗りの板張りの蔵が続く町、
ほのかに熟成する赤味噌の香りがします。
明治時代に繁栄した産業、味噌、たまりの製造で生き残った蔵元は
どこも添加物を使わない醸造にこだわっています。
次の日、中定商店で開催の「手作り味噌教室」に参加
豆麹と蒸してつぶした大豆、塩水と塩をよくかき混ぜ、空気を入れないよう
樽に詰めていく。
作業は単純ですが、塩・大豆・麹の配合とまぜる時間で仕上がりが違って
くるようです。
30人以上の参加者で賑わっていました。子供達〜ご年配、外人と参加者の層
が広く、毎年参加されている方も見えるようです。
樽詰めが終われば、具材がいっぱい入った豚汁を頂きます。
赤出しのお味噌汁ホッと温まります。
日本人に生まれてよかった!と感じるひとときでした。
2014.03.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと
