長崎・軍艦島へ視察旅行
愛知建築士会名古屋名東支部の視察旅行で長崎・軍艦島へ行ってきました。
初日は市内観光 長崎原爆資料館と追悼平和祈念館へ
原爆投下の場所近くにある7万人の原爆犠牲者の追悼と被爆体験を伝える施設
原爆の原寸大模型を展示。この大きさが街を壊滅した威力があるとは。。。
最近なぜか原子力を見聞する機会が増えています。
その後に日本二十六聖人殉教地へ
豊臣秀吉のキリスト教禁止令によって捕らえられた26人の宣教師と信者が処刑
された殉教地。
隣接する記念館で弾圧された時代の断片を見ました。
ガウディの研究者であった今井兼次がサグラダ・ファミリア教会を意識して
造られました。
次の日はいよいよ念願の軍艦島へ。
以前から興味があるものの、個人ではなかなか行けない島内を調査と視察
出来る機会に恵まれました。(観光船で一部は上陸可能です。)
明治から昭和中期にかけて炭坑の島として5200人が密集して生活して
いました。日本で最初の高層アパートが建設されカラーテレビ普及率も
一番早い、ハイソな生活を送っていましたが閉山と共に住民も島を離れ
40年間、廃墟となった建築群の荒れ果てた街を視察。
潮風にさらされて朽ちるスピードも早く、結構危険な場所が多々あります。
島内の記録写真は公開できませんが、今後の調査に生かせればと思います。
秀吉の時代から幕末〜昭和にかけて日本の歴史を垣間みる2日間でした。
2014.11.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類
