京都お遍路巡り
京都の仁和寺の西門をくぐったところからひっそり始まる
八十八カ所お寺がある京都の霊場があります。
仁和寺の金堂の屋根の瓦に亀の上に乗る可愛い書物を読む人の姿を発見。
黄石公という仙人で、3000年〜4000年に一度顔を出す亀を3~4回見たと
いうことで、永遠を象徴する隅鬼瓦だそうです。
金堂を横目に控えめな西門をくぐって、30mほど歩くと見えてくる第1番目の
お礼所から山にどんどん入っていきます。
四国のお遍路をぐっと凝縮した形で、礼所から次の礼所が見えるので、お参り
しやすく、3時間程で八十八カ所巡礼できます。
とはいえ、しっかりトレッキングコースといえるほど、山道を歩きます。
途中で楽しみのお昼ご飯、京都らしく出し巻き卵とおにぎりを切り株に座って頂き!
猛暑の中だが、山の空気はひんやり、風が心地よいです。
25礼所を通過する頃から、年齢と重ねて、それぞれその年の出来事を
話し出したりして、3人でお参りしながら思い出話に花が咲きます。
40礼所をすぎて、自分の年を超え出すと未来をイメージしながらお参りし
坂のアップダウンも、人生の苦楽を感じたり霊場らしい心境になります。
見晴らし良い場所に遭遇。結構高いところまで登っていました。
70礼所になっても登り坂があり、幾つになっても楽はできないなぁと悟ったり
80礼所を過ぎた頃から、下山した後にかき氷が食べたい!と衝動にかられ
やっぱり俗世界に未練一杯の自分が可笑しかったりしました。
そして食べたフルーツシロップのかき氷の味は忘れられません ^ ^)
3人で巡った京都のお遍路。
それぞれ歩いてきた道、これからの道は違うけれど、一緒に共有した時間と会話は
思い出深いものでした。
2014.07.29 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 建物・ショップ探訪
