京都で再認識
週末に切り絵画家の酒井敦美さんと一緒に京都へ
行ってきました。
切り絵の森美術館のお仕事が終わって、ゆっくり
京都へ行きたいね。 とお互い想っての2人旅です。
京都四条 建仁寺へ
祇園の中にある、日本最古の禅寺 築800年の建造物です。
風神雷神屏風画で有名なお寺で、レプリカではありますが
拝見したいのが目的でしたが、
あまりのお庭の美しさに、心が奪われました。
雨に打たれた後の緑の鮮やかさと、差し込む光が生み出す陰影
苔と石と砂と木の絶妙なバランス。簡素な美しさ。
お手入れが完璧に行き届いているからこそでしょうが、チリ一つもない
磨ぎ澄まされた美しさに、参観者は座り静かな時間を過ごしていました。
数日前、大阪のアメリカ村で映画館を出た瞬間に感じた、
ゴミ箱をヒックリ返したような街の風景にがっくりしていましたが、
日本の美意識が目覚める場所もここにあると実感しました。
ただ、今の街や生活の日常から離れた非日常空間ですが。。。
2010.06.28 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと
